よくある質問

 

Q. ダンボールコンポストに入れてはいけないものはありますか?

A. 基本的に生ごみ以外のプラスチック類や紙類、たばこの吸い殻など、微生物が分解できないものは入れないでください。貝殻や鶏の骨なども分解が遅いため入れないでください。
魚の骨や頭は入れても大丈夫です。柑橘類の皮は油脂分を含み発酵を促進しますので、小さく切って入れるとよいです。卵の殻はつぶして細かくすれば大丈夫です。

Q. 分解が遅いときはどうしたらいいですか?

A. 生ごみの水分率は90%と多く、生ごみを入れすぎると水分量が上がり分解が進まなくなります。その場合は乾燥した竹パウダーを足してよく混ぜてください。 逆に乾燥しすぎても分解が遅くなりますので、その時は水分を足しましょう。
 分解が遅いときは米ぬかや天かす、廃食油などを入れると温度が上がります。

Q. ウジ虫の発生を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

A. ダンボールコンポストに発生するウジ虫のほどんどはアメリカミズアブの幼虫です。
 数分だけ離れるときでも、ダンボールコンポストを開けっ放しにせず、布カバーをしっかりして虫の侵入を防ぎましょう。
 アメリカミズアブですが、布カバーに卵を産み付けている場合が多く、布カバーを外す前にハケなどで布カバーやその周りをよく掃いておくと、卵がダンボールコンポストの中に入るのを防げます。アメリカミズアブは陰になっているような場所を好んで卵を産み付けることが多いので、布カバーの上にゴキブリ取りの粘着シートを置いておくのも効果的です。


(写真はアメリカミズアブの卵です)

 
Q. コバエが発生しました。どうしたらよいですか?

A. 暖かい季節になるとコバエが発生することがよくあります。
 コバエは臭いが発生しているコンポストでよく見かけます。生ごみ自体に卵がついていることもありますが、臭いを発生させないために、よく生ごみを分解させることが大事です。米ぬかや廃食油などの発行促進材を入れて混ぜ、コンポスト内の温度を高めてみてください。急激に温度が上がる(50℃~60℃)コバエも生きられずに死滅します。
 くれぐれも、殺虫剤等は使わないでください。

Q. ダニのような小さい虫が湧いています。どうしたらよいでしょうか?

A. ダニは、生ごみについていたり、もともとの基材についていたりして、温度が適温(30℃~40℃)になり、湿気が多い梅雨の時期に一気に増えることがあります。
 ダニもコバエと一緒で急激に温度を上げる(50℃~60℃)と生きられないので、米ぬかや廃食油などの発酵促進剤を入れて温度を上げてください。
しかしダニは基材が高温になると、高温の場所を避けてなるべく温度が低い隅などに移動します。なので完全に除去することは難しいです。気になさらなければ、ダニも生ごみの分解者として働きますので、そのまま続けていただいてもかまいません。

Q. 虫が発生して気持ち悪いですが、どうにかできますか?

A. 基本的に虫が湧いてもダンボールコンポスト失敗ではありません。虫もダンボールコンポストの分解者になりますので。
 ただ、あまり気持ちのいいものではありません。虫が発生してしまったら、その基材を全て大きなビニール袋に移し替えて袋の口をしっかり縛り、袋ごと天日干しをしてください。1日ぐらい天日干しをすると虫は死滅します。
ビニール袋で口を縛った基材は、水分が多くなっていることがあります。天日干し後、再び基材をダンボールに戻してよくかき混ぜて空気を入れてください。水分率が60%ぐらいであれば再び生ごみを入れてコンポストを再開してください。
 虫が発生して見るのも嫌だという方は、日野市にお住まいの方であればダンボールコンポストを引き取ります。日野市ごみゼロ推進課(042-581-0444)にお電話ください。

Q. 家に軒がなく、雨の日はダンボールが濡れて困っています。

A. 通気性を考えてダンボールにしておりますので、雨には弱いです。
 ホームセンターに行くと、プラスチック製の波板が売っています。波板をコンポストの上にかぶせて置くのもおススメです。
 また、雨の日や雨が降りそうな日は一時的に大きなビニール袋をかぶせて雨をしのいでください。ただしビニールは通気性がないので、雨が止んだらまたすぐに外してください。
 最近の住宅には軒がないところが多くなってきました。そのことを踏まえ、わたしたちも雨対策が急務であると考え、雨に強いダンボールコンポストの開発に取り組んでいます。

Q. たい肥ができたのですが、使い道がなく困っています。

A. ダンボールコンポストを行うと最後にたい肥ができます。この生ごみたい肥は肥料成分が高く、より元気なお花やお野菜をベランダ菜園で楽しむことができます。
 ただし、ガーデニングをやらないという方にはただのごみとなってしまいます。日野市の方であれば、新しい基材の注文と交換で引き取りますので、可燃ごみに捨てずに日野市ごみゼロ推進課(042-581-0444)にお電話ください。市内の花壇でわたしたちが花を育てていますので、そちらに入れるたい肥として使わせていただきます。

Q. ダンボールコンポストは市役所やお店などで買えませんか?
A. 日野市で取り扱いをしているダンボールコンポストは現在、石田環境プラザでの申し込み後にお届けという形でしか買えません。
 もっとみなさんが購入しやすいように、今後、販路を増やせればと考えています。
 
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